今日は、午前中は自治会の役員会でした。
みんな集まると楽しいから、いつも笑顔が溢れてます。
来週の日曜日に自治会の記念行事があります。
当日の手間が省けるので、会計係りの方から、役員会で集まった人は、参加費用を事前に集金したいと伝えられていました。
「なけなしの金だよ。」と、言って一人が払うと、次の人もつられて、
「うちなんか、二人分だから、もう家計が大変だよ。」と言いながら笑います。
田舎から出てきた私は、きっぷのいい江戸っ子のかけ合いが大好きです。
記念行事当日の料理は支払いの2倍以上の値段で、プロ歌手のミニコンサートもあり、とても楽しみです。
午後からは、受刑者の為のミサに参加しました。
聖歌が流れて来ました。
♪小さな一人ひとりん見まもろう。一人ひとりの中に、キリストはいる〜♪
急に止めどない涙が流れ出します。
続いて講演会でした。
元受刑者で、宗教と出会うことで回復を遂げ、10年を迎えたというマザーハウス代表の方がファシリテーターでした。
「愛は、知ることから始まる。」
ファシリテーターの言葉に引き込まれて行きます。
登壇者の三人は、みなさんクリスチャンでした。
話しやすい雰囲気だったので、質問してみました。
「教会という考え方では、神父だろうが信徒だろうが一つの体。一部が病んでいたら健康な部分が補うという考えがあります。しかし、ピラミッド構造、個別の修道会やなどのサイロシステムと言われ、神父の性暴力の問題も解決しません。そのことについてどう思いますか?」と聞いて見ました。
二人目の方は、小さい頃から教会は病んだ人たちの集まるところと思って来ました。とのこと。
そして元受刑者の方は、
「対話がないところには、キリストはいないと思います。」と、明快な返事をしてくださいました。
それで、2時間が有意義な時間に感じられました。