通りすぎる

 外苑の散歩道です。。歩道の並木が青々と茂っています。緑が鮮やかなってきました目的地の図書館までメディテーションをしながら、なるべく力を抜いて歩きます。

 集中していれば30分で終わるはずの黙想です。しかし、ついつい余計な雑念が頭をよぎります。

 気を取り直して、また力を抜いて歩きます。そんな事をしながら歩いて居ると、お腹が空いていることに気づきました。

 ご飯も忘れて頑張っていた。まず、途中の食堂で冷やし中華を食べてエネルギーを補給しました。

 図書館は、意外と空いていました。目的の本もすぐに見つかり、椅子に掛けてゆっくり読むことが出来ました。

 難しいと思ってい専門用語も、少しづつ分かりかけて来ました。

 「きっと出来るよ。」と家族に励まされて、

 大変だと思っていた事も、いつか振り返れば、

 熱い思いを込めて生きた日々だったと思えるかもしれません。

 何事もやって見なければわかりません。

 いつもこの道を通り過ぎた。

 命が尽きるまで、この道を歩きつづけるのみです。