〝あなたに救いはあるのだろうかと思いました。〟
プレゼンテーションの後には、参加者から沢山のメッセージカードが私に手渡された。
その中の一枚が、若い僧侶からのもらった冒頭のメッセージだった。
ただ思いのままに進んんでいるだけだから、“救い”なんて考えた事も無かった。
ーー日本は、犯罪に於いても「個人」がなく、周りの空気や世間に飲み込まれて犯罪へと突き進んでしまう。(加害者家族・鈴木伸元2011幻冬舎新書P158)ーー
この本には、論点がすり替わり、社会が、人への非難や偏見をもって接するようになる過程が書かれている。
お互いに向き合って話し合うことが無く、人を大切にする心が失われて行くなら、どんな救いもあり得ない。
真実を語らなければ、何の解決にも結びつかない。
今、沢山の書籍からのメッセージが積み重なっている。(多分意図的)
自分がたくさんの支えを得られている。
それを感じ取る私は、
胸が熱くなり、いたたまれなくなっているのだな。