毎月通った講座には、新しい方が沢山来ていました。いつもと違う雰囲気を感じました。講師への質問は、特に無かったのですが、少し寂しく感じていました。
帰りがけ講師の先生が「誰かにKohutの本を貸していなかったかな?」と言われました。私は本をお借りしたことは無かったのですが、英語版と日本版をもっていて、もう一冊が無いそうです。「忘れてない。」と言われました。それを言いたかったそうです。その時は、気にしてなかったのですが、帰宅してから何だかざわざわします。
10年前、エールフランスに乗った娘の飛行機を、見えなくなるまで見送った時の、胸が締め付けられる様な日がよみがえりました。
私は今、新しい世界の訪れを感じています。