遠方の夫と、家族の病気回復を願ってZoomでロザリオの祈りを唱えていました。
心が沈みそうになる時、繋がれる家族がいる事は本当にありがたい事です。
私が先唱をすると、次に夫が後半を唱えます。
それを繰り返していると、思わぬ訪問者がありました。
夫へのメールは、遠方の娘にも繋がっていたようです。
そこで、3人で祈る事になりました。
私たちは、病気で苦しむ大切な家族のために共に祈りました。
祈りの後、夫が「楽しい事も話そう。」と言って、趣味の漫画の新しい道具を見せてくれました。その背景を使うと空のシーンなどに効果的に使いこなせます。マンガを見て下さる固定のお客さんも居て、なかなか楽しそうです。
「こまちを見せて!」といわれて、私は足元に居た白猫を抱き上げました。こまちは、人の顔が近くなるとすぐに顔を舐めます。頬を猫のざらざらした舌で舐められ、痛がる私を見て娘は楽しそうな顔をしています。そんな娘の顔を見ていて、私もほっとしました。
祈りは、途切れる事がない。私が祈らなくても、誰かが祈ってくれる。
そんな風に教えられた日が、懐かしく思い出されます。
そして今日も、私は大切な人のために祈り続けます。