ソウルメイト

 

  友人が美術館に行こうと、皆んなを誘ってくれました。

 雨☂️が降っていたので、広い館内をゆっくり鑑賞することになりました。

 一つの絵🖼の前で、4人の足が止まりました。

 どこかで見た様な懐かしい林の風景です。

「故郷の山中の風景を思い出した。」

「どこかへ続く道があるね。」

「本当だ。」

「オオカミが出て来そう。」

「耳のとがったエゾリス🐿だよ。」

「道の向こうに何があるんだろう。」

「山の中の家じゃないかな。」

「よく見たらこれ、大きな山に続いているよ。」

「ああ本当だね。」 

「春に雪が降ったのかな。きれいな色がいっぱいあるね。」

 皆んなゆっくりと絵を見ることが出来て、とても満足でした。  

 外は、かなりの雨が降っていましたが、こころが満たされて、

 少し寿命が延びたように思います。