『プリズン・サークル』という
映画を観てきました。
島根社会復帰センターでは、当事者主体の治療プログラムが行われています。
犯罪者であっても、トラウマを負った一人の人間として尊重される事で、自分の感情を取り戻して行く。
そんな姿に感動しました。
私自身も子供の時にトラウマを抱えました。そして自分の身を守る方法を知りませんでした。
また、人を支援する学びの場で、大学の教授が「自分の身は、自分で守って下さい!」と怒りをあらわにしたことが外傷体験の一つになってしまったことがあります。
社会的地位や立場が、自分を見えなくさせてしまう様です。
自分も同じ人間として見られている事には気づかないのでしょう。
この映画では、支援者のまなざしの真剣さが伝わります。
もう一度観に行きたい映画でした。
今、東京キネカ大森で上映されています。