寒い朝、しっかりと身支度を整えて散歩に出かけた。あれっ!そんなに寒くはないな。と思う。
北国生まれの私は、子供時代の体感温度が晩年になっても体に染みついている。寒さイコール風邪を引くから暖めなくてはいけない。と身体が反応している。
まだ六時半。後ろから声が聞こえたと思うと、若い夫婦が乳母車を押しながら軽快に走り過ぎて行く。それも楽しそうに会話までしている。どこへ行くのだろうか?
なんだか私も余裕が出て来た。昔やっていたみたいに聖堂に座って静かに時を過ごそうと行ってみる。
すると今度は、高齢のはずなに、やけに元気の良いお坊さんは声が良く通り、音楽家のように歌う様に語っている。とても健康そうだ。
「忠実に生きる事にいのちを捧げる。」が今日のテーマだった。短く話は一行で済んだ。さすが。
早朝の散歩で、余裕があったので帰り道にコーヒーブレイクを楽しんだ。
交差点を観ていると、人や車の行き交う流れが心地よかった。
時が流れて、ここに居るわたし。
繋がってきたなーと感じながら、日曜日の集いの作戦に思いを馳せた。