大切な人

 家族が緊急入院したと連絡がありました。

 5日前の健診では異常なかった。しかし体調が悪くなり重症化したとのこと。

 4か月前に一緒に旅行した娘婿のお父さんは、200㎞の道を元気に運転していました。

 元気な姿が目に浮かびます。誰もが思いもしなかった事態に動揺しています。

 息苦しさを緩和するために、強い鎮静を希望するかと問われています。

 若い人たちのために新しく民宿を増設したいと考えていたお父さんには、話せる内に家族に伝えたいことがあるはずです。

 大切な人であるからこそ、あまりにも辛い出来事です。