今日は昨日より、少し暖かくなりました。

 真っ青な空がどこまでも続いています。

 早朝の散歩に出かけて、聖堂に立ち寄りました。

 歩道には、沢山人が並んでいます。

 「おはようございます。」と挨拶をくださり、私も元気を出さなければと思います。

 今朝は、食料を配布する日でした。

 私と同じくらいの年齢の女性が、ベンチのところで、渡された食料を静かにリュックに詰めておられます。

 

 元気な頃は、私もボランティアに参加させて頂きましたが、体調を崩してからしばらくおやすしています。

 どの人にも、静かに流れる時間と青空が春が近いことをしらせているようでした。

 

 責任者の方に挨拶すると、

 「また元気になったら来て下さい。」と、笑顔で返して下さいました。

 私は、こころの重荷が一つ降りたような気持ちになりました。

 帰る道で、青いバケツを胸に結えつけてジョギングしている人とすれ違いました。

 彼は、ランナーらしく寒さなど気にしない短パン姿です。

 カイロスのように、やや斜め下方の前だけを見て走り去って行きます。

彼は「神様が養ってくださる。」という信念を貫き、長年ボランティア活動を続けています。

 いつまでも元気でいる秘訣は、信じた道を走り続けることのようです。

 わたしもつい走り出したくなりましたが、まだ疲れを感じています。

 体力の回復をゆっくり待つことの方が先決だと悟りました。

 わたしは、いい時間と出会えたと嬉しくなりました。